熱処理とは

熱処理とは、通常の加工と同様に、素材の完成度を高める方法であり、加熱・冷却により素材の性質を変化させる処理のことを言います。金属などを加熱・冷却して硬度や性質を変化させる処理です。

真空熱処理とは

真空熱処理とは名前の通り、真空中で金属を加熱・冷却し焼き入れや焼きなまし等を行う熱処理方法で部品表面が酸化しないため金属光沢が残り、ひずみが少ないなどの特徴をもっています。

真空熱処理炉を新潟県内で初めて導入。以来、県内外のたくさんのお客様に定評頂いております。
国内有数の金属加工産地「燕・三条」で培った熱処理技術を皆さまの製品造りに是非お役立てください。

処理可能な材質は

■鉄鋼材料
ＳＫＤ６１／ＳＫＤ６２／ＳＫＤ１１／マルテンサイト系ステンレス鋼／オーステナイト系ステンレス鋼／フェライト系ステンレス鋼　など
■非鉄材料
チタン／真鍮／アルミ　など

多彩な材料対応、長年の実績と確実な処理技術！

真空熱処理の特徴は「変形の少なさ」と「美しい表面」
大きく「型材」と「製品」の焼き入れに分かれます。

金型の実績：金属加工型／プラスチック成形型　など
製品の実績：ナイフ・包丁／工具類／理容用ハサミ／車両部品／医療器具／調理器具／キッチンウエア　など

特殊な熱処理がワンランク上の製品に！

さまざまな処理で、材質の持つパフォーマンスを最大限に引き出します。
時効処理／窒化処理／サブゼロ処理／固溶体化処理　など
（チタン品の窒化、理容用ハサミのサブゼロ処理　など）